toby_Nakamichi’s blog

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オーディオ修理の前に・・・


 
少し前にチューナーが受信できないTA-20を入手したのですが、それには実電波ではなく、信号発生器が必要でした。それでヤ○オクで、これまた不動の信号発生器を入手したのですが、画像の通り、表示は無制御で、キー入力は一切受け付けない状態でした。。。。
 

 
これがGP-IBのI/Fが付いたCPUボードです。設定保存用のNi-Cd電池があるのですが、これがお漏らしして基板のパターンを溶かしていました。
7本のジャンパ配線で復活と思っていましたが、駄目でした。寸断されたパターンは全て補修したので動作するはずなのですが。。。
仕方が無いので、本腰を入れてオシロスコープでCPUであるHD6303廻りを調べるとOEがH、Lの間に2Vの状態がありました。はい、出力がぶつかっている典型的なパターンです。
パターンを追っていくとアドレスデコーダーの出力とOEが抵抗でつなげる改造?がしてありました。
理由がわかりません。敢えて動かないようにしたとしか、思えない処置です。
 
この改造を取り外すことでようやく動くようになりました。
 

 
これで、本題のレシーバーの修理に取り掛かることができます。