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Nakamichi ZX-9の音がかすれる・・・


 
ZX-9を数日テストしていて、録音後の再生でL側がガサガサとかすれる症状が発生しました。
最初出力ボリュームを疑いましたが、録音済みテープの再生では症状が出ないので録音ボリュームが原因でしょう。
短期間の試聴では発見できなかった事象ですね。。。
 
接点復活剤でという方法もありますが、分解できない場合、交換できない場合以外基本的には交換が一番でしょう。
 
早速分解して原因のボリュームを摘出しました。
 

 
右がオリジナルのボリュームです。仕様は10KオームのAカーブ、φ16、シャフト長20mm、ローレット付き、基板取り付けリード。
 
左が代替のボリュームです。電気的特性は同じ、シャフト長同じ、ローレット付きですが、残念ながら基板取り付けリードではなくリード線半田付け用端子しか入手できませんでした。極々一般的なタイプです。オリジナルは、特注品と思います。
 
このままでは、取り付けることができないので、リードをフラットに伸ばし、さらにヤスリで同じ幅に加工しました。当然ながらLR2個分です。
 

 
基板に半田付け後の画像です。この後、パネルに取り付けるために角度を調整し、組み上げて完成です。
 
作業後にレコード1枚録音し、モニターして問題ないことが確認できました。
 
今回出力ボリュームもついでに交換しようと思いましが、入手が間に合いませんでしたので、後日入手できたら交換しようと思います。