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Nakamichi TA-30 2台目


 
TA-30のジャンクを入手しました。
片chのSP出力はノイズがでるとのことでした。
 
試聴したところ、問題なし。
 
30分ぐらい経ったところで、突然ザーとすごいノイズが出ました。
 
SP出力をすぐにオフしてスピーカーチェック、無事でした。。。
 
その後は、今使っていないヘッドホンでテストすることにします。
 
メイン基板のハンダ面をチェックします。ハンダフラックスがすごいです。
 
それとハンダの痩せている部分、クラックが入っている部分、イモハンダの部分と、怪しい部分をマジックでマーキングしたところ、ハンダに関する問題がほとんどを占めていました。電解コンデンサで問題がありそうな点はありませんでした。
 
あと、ノイズと関係ないですが、メイン電源レギュレータのトランジスタ部分のパターンに熱による焼けが起きていました。これについては、今後ヒートシンクの追加を実施する予定です。
 
時間を掛けて徹底的にハンダフラックスを除去し、再ハンダを行いました。
 
その後、アイドリンク電流の調整(25mV±5mV)を行い、フラットアンプから終段までのトランジスタの電圧をチェックし、プロテクションICへの入力電圧も規定値であることを確認しました。
 
そして音だしチェック。TA-30本来の音が戻りました。
 
しばらく、動作チェックを継続したいと思います。