本日の着弾はオクからクリックポストで到着です。
到着したのは、電解コンデンサの10000μF/25Vです。
これで、部品集約は完了です。
本日の作業は知人からの依頼品です。
オープンリールで、修理・メンテ・使用を含めてナカミチのFIDELA以外では初めてです。
操作を一切受け付けない状態ということでした。
依頼主はオリジナルのサービスマニュアルを入手しており、それがありましたので到着前に予め対策を考えておりました。
・電源電圧の確認
・操作キー押下時の信号確認
電源電圧は24V、12V、5Vすべて問題ありません。
続いて、操作キー押下時の信号ですが、キー操作時に+5Vから0Vに遷移します。
AN6521というデッキ用ICのキー入力には問題ないのですが、出力が変化しません。
これで操作できないというつじつまが合います。
リセット入力をチェックすると、Lになったままです。
これが原因ですね。
電解コンデンサと抵抗で組み合わせた電源投入時に0(Lレベル)となり、設定時間経過後に+5V(Hレベル)になることでリセット解除される回路です。
電解コンデンサがショートモードでパンクしていることでLからHにならないということでした。
電解コンデンサとそれを受けるトランジスタ、AN1652周辺の電解コンデンサを予防処置として交換しました。
オーナーの意向でロジック操作が出来るようにしてほしいということでしたので、FF、REW、PLAY、REC、STOP操作をチェックします。
同梱されていた録音済みテープでRECを除く操作のチェックと再生確認。
2トラ38で録音された音は厚みがあって、良いですね。
録音チェックは同梱テープに上書きして良いということでしたので、レコードからハイスピード(38)、ロースピード(19.5)で録音が問題なく出来ることを確認しました。
筐体の大きさ、操作感、音質とオープンの良さが分かりました。
ナカミチのFIDELAの音も聞いてみたくなりました。(笑)
先日作業したAmplifier1のシルバーモデル。
以前に入手したCDPlayer2
さらにそれ以前に入手したCassetteDeck1.5
Amplifier1を作業したことで、ナカミチ館にあるAmplifier1のブラックモデルと入れ替えました。記事にはしてませんでしたが、その前にCDPlayer2のシルバーモデルもブラックモデルと入れ替え済み。
で、最終的には
これがやりたかったのです。(笑)
各モデル300台の数量限定でしたから、中々入手できませんでしたが、やっとです。
本日の着弾はオクから到着です。
到着したのは、こちらです。
ナカミチのCDPlayer2です。CDPlayer2は3台目の入手ですが、これはとてもレアな数量限定モデルのシルバーバージョンなのです。
エラー表示のジャンク品です。
ある目的が有っての落札でした。後日、ご紹介します。